2013年10月03日
イギリス戦車の旅
ブログをご覧のみなさま!!
お久しぶりです、クマーンです。
ほんっとに久々の更新でございます。
(えー、今回はですねフィールドの事ではないのですが、、、、すいません。)
さて今回は、僕のライフワークである
【世界の戦車博物館巡り】
のレポートです!!





ドイツ軍のティーガー戦車を求めてイギリスはボービントンのタンクミュージアムへ行って参りました。
今回訪問したタンクミュージアムのホームページです。
http://www.tankmuseum.org
ボービントンにあるタンクミュージアムは世界でも五本の指に入る(と僕は思っている)戦車博物館で、展示車両の数や保存状態等は驚くほどレベルが高く見た者を圧倒します。
場所はロンドンから少し離れた所にあり、電車やバスの利用も必要な為、念入りな下準備のもと行って参りました。
こちらの博物館以外にもスケジュールがあった為、まずロンドンからエクセターへ特急で移動し、エクセターからライムリジェス(ライムリージス)へ更に移動、宿泊し、Wool駅までX53バスで移動しました
ちなみにロンドンから直接行く場合、約3時間ほどかかるそうです。
Wool駅からシャトルバスが出ており、こちらで博物館まで移動できます(こちらは有料で1ポンドか1、5ポンド)。
(※旅行時のレートで1ポンドが約156円)
駅から歩いても博物館までは約15分程度です。





バス停で一緒だった彼、、、話してみると、、、、
偶然にも戦車博物館で働く職員さんでした。
軍人では無いらしく、携帯電話で自分の働いている画像を見せてもらいました。
(名前はルイさんと言います)
そしてルイさんが「せっかく来てくれたのだから」と、なんと僕の分までバス代を払ってくれました!!本当に、ありがとうございました。

wool駅で待つ事30分、バスが予定よりも大幅に遅れて到着(イギリスでは良くある事)。

そして、約5分ほど走ると、、、、。
看板が!!

チャレンジャーが!!





そしてイギリス軍が!!博物館の隣にはイギリス軍の駐屯地が併設しており、堂々と装甲車両が走り回っていました。
そして、いよいよ念願のタンクミュージアムへ!!!
この辺りでもうテンションが上がりすぎて大変でした(笑)

入場料は12,5ポンドで、受付のスタッフに「明日もまた来る予定だ」と伝えると、「チケットを見せれば明日は無料で入れる」と教えられさらにテンションが上がります。受付では荷物を預かってくれるので、遠慮なくトランクを預けました。

受付

入り口付近

ダヴィンチのデザインした戦車の模型。

案内板

そして、、、、!









この辺りで、テンションが上がりすぎてカメラの設定をミスったり、手ブレしたりと大変でした(笑)














この辺りから歴史的な第一次世界大戦で登場したタンク達が並びます。
ソンムの戦いでデビューした新兵器でしたが、当初は装甲も薄く、スピードも歩行者と同じ程度でした。
車体の中には8名〜10名程度の乗員が乗り込みました、そしてエンジンは車体のど真ん中にあり騒音や熱気に晒される苦しい環境だったのです。有毒ガスの感知の為、鳥籠を持ち込んだエピソードもあり「鳥が生きている間は大丈夫」という訳だったのです。
当時の戦車生産も工場に据え付けられた車体に労働者が群がり、手作業で戦車を完成させていました。
世界で初めて実戦投入された「マークⅣ戦車」。
重量は30トン近くあり、エンジンんもまだまだ非力だったので時速4〜6キロ程度しか出せず。
装甲もドイツ軍のライフル弾で貫通されてしまう程度でした。
しかし、新兵器としてとして投入された本戦車はドイツ兵をパニックに陥れました。


「兵員物資輸送者マークⅨ」
装甲兵員輸送車の元祖となった車両で内部には貨物室が設けられ、兵員30名か物資10トンを輸送する能力を持っていました。

そして、こちらが戦車の歴史展示室。
戦車という工業製品が兵器として戦場に姿を現した瞬間から現代までの戦車の歴史が分かるように展示されています。

すべての戦車の歴史はこの一台から始まった。
記念すべき試作車両「リトル・ウィリー」

現代の戦車のレイアウトの基礎を築いた「ルノーFT 17」
360°回転する砲塔を備え、車体後方にエンジンを配置するレイアウトは現代の戦車にも受け継がれています。

戦車の速度が時速4キロ程度しか発揮できなかった時代に、時速12キロの快速を発揮した「ホイペット」。
追撃戦等で威力を発揮しました。

大戦間にイギリスが開発し、戦車のイメージを一新した「ビッカース中戦車」。
走行装置の改良で速度は時速30キロ近くまで向上しました。
これらのビッカース戦車のシリーズは一部日本へも輸出され、帝国陸軍の戦車部隊の育成にも大きな影響を与えたのです。
余談だが上記の「ホイペット」「ルノーFT」「マークⅣ」は帝国陸軍が研究用に購入しており、「ルノーFT」は満州事変にも出動しています。

「ビッカース6トン軽戦車B型」
機関銃を搭載した軽戦車で他にも47mm砲搭載型や砲塔を二つ搭載したモデルもありました。
この辺りにくると戦車としての外観は完成しつつあり、用兵思想の進化や新しい戦車戦術に沿って作戦行動が可能な性能を持った戦車の登場が望まれていたのです。

第二弾へと続く、、、!!
お久しぶりです、クマーンです。
ほんっとに久々の更新でございます。
(えー、今回はですねフィールドの事ではないのですが、、、、すいません。)
さて今回は、僕のライフワークである
【世界の戦車博物館巡り】
のレポートです!!
ドイツ軍のティーガー戦車を求めてイギリスはボービントンのタンクミュージアムへ行って参りました。
今回訪問したタンクミュージアムのホームページです。
http://www.tankmuseum.org
ボービントンにあるタンクミュージアムは世界でも五本の指に入る(と僕は思っている)戦車博物館で、展示車両の数や保存状態等は驚くほどレベルが高く見た者を圧倒します。
場所はロンドンから少し離れた所にあり、電車やバスの利用も必要な為、念入りな下準備のもと行って参りました。
こちらの博物館以外にもスケジュールがあった為、まずロンドンからエクセターへ特急で移動し、エクセターからライムリジェス(ライムリージス)へ更に移動、宿泊し、Wool駅までX53バスで移動しました
ちなみにロンドンから直接行く場合、約3時間ほどかかるそうです。
Wool駅からシャトルバスが出ており、こちらで博物館まで移動できます(こちらは有料で1ポンドか1、5ポンド)。
(※旅行時のレートで1ポンドが約156円)
駅から歩いても博物館までは約15分程度です。
バス停で一緒だった彼、、、話してみると、、、、
偶然にも戦車博物館で働く職員さんでした。
軍人では無いらしく、携帯電話で自分の働いている画像を見せてもらいました。
(名前はルイさんと言います)
そしてルイさんが「せっかく来てくれたのだから」と、なんと僕の分までバス代を払ってくれました!!本当に、ありがとうございました。
wool駅で待つ事30分、バスが予定よりも大幅に遅れて到着(イギリスでは良くある事)。
そして、約5分ほど走ると、、、、。
看板が!!
チャレンジャーが!!
そしてイギリス軍が!!博物館の隣にはイギリス軍の駐屯地が併設しており、堂々と装甲車両が走り回っていました。
そして、いよいよ念願のタンクミュージアムへ!!!
この辺りでもうテンションが上がりすぎて大変でした(笑)
入場料は12,5ポンドで、受付のスタッフに「明日もまた来る予定だ」と伝えると、「チケットを見せれば明日は無料で入れる」と教えられさらにテンションが上がります。受付では荷物を預かってくれるので、遠慮なくトランクを預けました。
受付
入り口付近
ダヴィンチのデザインした戦車の模型。
案内板
そして、、、、!
この辺りで、テンションが上がりすぎてカメラの設定をミスったり、手ブレしたりと大変でした(笑)
この辺りから歴史的な第一次世界大戦で登場したタンク達が並びます。
ソンムの戦いでデビューした新兵器でしたが、当初は装甲も薄く、スピードも歩行者と同じ程度でした。
車体の中には8名〜10名程度の乗員が乗り込みました、そしてエンジンは車体のど真ん中にあり騒音や熱気に晒される苦しい環境だったのです。有毒ガスの感知の為、鳥籠を持ち込んだエピソードもあり「鳥が生きている間は大丈夫」という訳だったのです。
当時の戦車生産も工場に据え付けられた車体に労働者が群がり、手作業で戦車を完成させていました。
世界で初めて実戦投入された「マークⅣ戦車」。
重量は30トン近くあり、エンジンんもまだまだ非力だったので時速4〜6キロ程度しか出せず。
装甲もドイツ軍のライフル弾で貫通されてしまう程度でした。
しかし、新兵器としてとして投入された本戦車はドイツ兵をパニックに陥れました。
「兵員物資輸送者マークⅨ」
装甲兵員輸送車の元祖となった車両で内部には貨物室が設けられ、兵員30名か物資10トンを輸送する能力を持っていました。
そして、こちらが戦車の歴史展示室。
戦車という工業製品が兵器として戦場に姿を現した瞬間から現代までの戦車の歴史が分かるように展示されています。
すべての戦車の歴史はこの一台から始まった。
記念すべき試作車両「リトル・ウィリー」
現代の戦車のレイアウトの基礎を築いた「ルノーFT 17」
360°回転する砲塔を備え、車体後方にエンジンを配置するレイアウトは現代の戦車にも受け継がれています。
戦車の速度が時速4キロ程度しか発揮できなかった時代に、時速12キロの快速を発揮した「ホイペット」。
追撃戦等で威力を発揮しました。
大戦間にイギリスが開発し、戦車のイメージを一新した「ビッカース中戦車」。
走行装置の改良で速度は時速30キロ近くまで向上しました。
これらのビッカース戦車のシリーズは一部日本へも輸出され、帝国陸軍の戦車部隊の育成にも大きな影響を与えたのです。
余談だが上記の「ホイペット」「ルノーFT」「マークⅣ」は帝国陸軍が研究用に購入しており、「ルノーFT」は満州事変にも出動しています。
「ビッカース6トン軽戦車B型」
機関銃を搭載した軽戦車で他にも47mm砲搭載型や砲塔を二つ搭載したモデルもありました。
この辺りにくると戦車としての外観は完成しつつあり、用兵思想の進化や新しい戦車戦術に沿って作戦行動が可能な性能を持った戦車の登場が望まれていたのです。
第二弾へと続く、、、!!
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