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Posted by ミリタリーブログ  at 

2012年04月10日

CAMP大原日誌Again!

CAMP大原日誌 Again!
  【モダン・ミリタリー・ミーティング】編





ブログをご覧の皆様、こんにちは。
CAMP大原日誌をご覧頂きありがとうございます。
管理人のくまーんです。

新企画【Again!】プロジェクト開始!!
今までのCAMP大原日誌の中から、ピックアップした記事を若干リメイクして再発表し、多くの人に記事の向こう側にある、イベントやフィールドを知ってもらおうと思い企画しました。
第一弾は、今月22日(日)にも開催されるイベント「モダン・ミリタリー•ミーティング」の報告記事をAgain!したいと思います。

今年の企画案内 エントリー募集中です!
開催日: 2012年4月21日(土)•22日(日)
開催場所: 和歌山バトルランド
エントリー: http://mmm.ord.cc/

アラブログ!
http://arablog.militaryblog.jp/e317157.html

以下、記事の内容は昨年度の物になります。
お楽しみ下さい。

MISSION1

ここアフガニスタンでは、現在も戦闘が続いている。
2001年10月の米軍のタリバーン政権への攻撃作戦「不朽の自由作戦」以降、治安は安定せず混乱が続いている。
アフガニスタンへ展開する米軍戦力も陸軍、特殊部隊、空軍、海兵隊、CAI、レンジャー部隊と多種多様な部隊が展開しており横の繋がりも薄い。交戦規定に縛られ武装勢力を取り逃がす事もしばしば。連日ベースに近い村をパトロールし、不審人物への警戒を強めている。

しかし、一般住民もタリバーンの陰に怯え米軍への協力は積極的には行えない。

一方、ムジャヒディンも一枚岩ではなく互いの利害関係で行動している上、戦力レベルにも差があり、一概にまとまっているとも言い切れないようである‥。


今回の作戦は夜間、米軍特殊部隊が武装勢力側の要人を確保するという内容で行われるそうだ。正式な取材パスを持っているのにも関わらず、特殊部隊の連中はジャーナリストが嫌いらしい。



まずは要人を捉えろ!
急に辺りが騒がしくなる、銃声も聞こえるが鈍い打撃音や怒鳴り声につつまれる。
どうやら、標的の人物の確保に成功したらしい。無理矢理割り込んで撮影を行ったがこちらも3回ほど地面にねじ伏せられた。


要人は確保され基地へと護送される、来た道とは違う道で道へ帰投する。
あちこちにIEDと呼ばれる手製爆弾が仕掛けられているからだそうだ、先日も米兵が1名被害に遭っている。

帰投する所でトラブルが起きた、いや順調に物事が進んだ事など一度も無かったかもしれない。
米軍ベースキャンプへ差し掛かった所で問題が起きたのだ。作戦内容を聞かされていなかった警戒配備の部隊連中と作戦参加部隊との間で摩擦が発生したのだ。いつも苦労を背負い込ませられるのは現場である‥。
だが連中は笑っている、本当に理解出来ないが任務が好きなのだろうか。


憤りを隠せない隊員。声に鳴らない叫び声が聞こえてくる気がする。
しかし、まだ事態は悪化するのだった。特殊部隊連中がベース近くの村へ入り、強制的に村人を尋問していた。いや、あれはただのチンピラ強盗だ。ジャーナリストとして、恥ずかしくない行動をとらねば。

近くの村での取り調べの様子。
要人と同じ赤いスカーフを付けた村人が尋問されている。
そこへ、さっき揉めたばかりの警戒配備の部隊が割り込んでくる。
「おい!何やってんだ!?」「うるせぇ、馬鹿やろう」
取っ組み合いの喧嘩が始まる。昔、映画で「プラトーン」という映画があったが同じようなシーンを見た事を思い出した。
住民の尋問の仕方で部隊内でトラブルが発生するシーンだ。まさにその状況が目の前で起きているのだった。


そして長い夜は終わったのだった。


MISSION2





昨日の作戦が終わり、早朝。
昨日の作戦の疲労も感じさせないタフガイな連中が広場に集まってくる。
今日も敵武装組織への攻撃作戦が展開される予定だ。昨日は暗くて分からなかったが、本当に沢山の部隊が参加している。

しかし、今日の僕はタリバン勢力圏内に潜入し貴重な写真を納める事が目的だ。
ベースを抜け出し、荒野へと歩み出る事にした。
途中で武装勢力に拘束されるトラブルも発生したが、彼らに報道マンの利用価値を分かってもらい、共に行動する許可をもらえた。



路上にIEDを設置するムジャヒディン。
アメリカ軍の装甲車両を狙った仕掛け爆弾だ。


米軍のヘリポートへ攻撃をかけるムジャヒディン達。
ほぼ全員がAKやRPG等の装備で武装してる。



戦闘の途中で米軍の捕虜が捉えられ、処刑される場面に出くわしてしまった。


戦闘に倒れたアメリカ軍兵士。


お互いに捕虜が居る場合は捕虜交換に応じた。


抵抗勢力とアメリカ軍との戦闘は正午にピークを迎えた、アメリカ軍が抵抗勢力の拠点を叩く間に米軍キャンプへ抵抗勢力のムジャヒディンが殺到し占領してしまったのだ。



激しい戦闘によって双方に多大な損害と捕虜が発生した。
ベース近くで捕虜が開放される。


戦場に戦闘中止の合図が伝えられる。



数々の陰謀と情報が入り交じった、戦闘はこれにて終了した。
集合し、解散の訓示を受ける米兵。


みなさんお疲れさまでした!長文お付き合い頂きありがとうございます。
さて、今回、2日間にわたって開催されたMMMでしたが写真で雰囲気は味わっていただけたでしょうか?
スナップ写真も掲載させて頂きます。








  


Posted by CAMP大原管理人  at 09:01Comments(0)Again!